一人で悩まず、千葉カウンセリングセンターにご相談ください。うつ、ひきこもり、パニック障害などのカウンセリング

うつ病って?

仕事の過度な量と質や、それをとりまく複雑な人間関係を続けていくなかで、知らず知らずのうちに精神や身体がむしばまれ「うつ病」が発症します。 それ以外でも社内で出世(重い責任のある立場)をした時や、転勤、異動などで、それまでと大きく環境の変化が起きた時などにも発症しやすいものです。

主婦の方々でも土地勘もなく習慣も違う他県への引っ越しなどで全く新しい環境に移り住む中でうつ病を発症する場合もあります(引っ越しうつ病)

【症状】
二週間のうちに抑うつ気分(ゆううつ、気分の落ち込み)や、喜びの感情が湧いてこないなどが主としてあり、不眠、睡眠過剰、だるさ、食欲不振や体重の減少、イライラ感、何をするのも億劫感、集中力の減退など、全てではありませんが出現してきます。

【対応】
上記の症状が二週間以上続いた場合「うつ病」を想定します。

休養を取る
診療内科に受診し薬物療法をうける
カウンセリングをうける

上記が重要です。 そもそも同じ環境に置かれても「うつ病」を発症しない人たちも多くいます。 その違いは「うつ病」になりやすい人々は性格面からみますと責任感が強い、几帳面、凝り性、義務感が強い、正直、人間関係にデリケート(人に頼まれると嫌だと言えないなど)の傾向の持ち主が多い事です。

今述べた性格傾向の1つ1つは決してマイナスに働くだけのものではありませんが、それらの傾向のいくつかを非常に強く求められている方は自分で自分を縛ってしまい、精神的にも身体的にもストレスを溜め込みやすくなり「うつ病」を発症させてしまいます。

カウンセリングとは

カウンセラーとクライアントの間にクライアントの現在苦しんでいる問題を出してもらい、二人でそれについて話あうこと

ベックのうつ病調査表(BDIテスト)

この BDI テストは、認知行動療法を提唱したアメリカの精神科医アーロン T ベック博士によって考案されたもので、 抑うつの程度を客観的に測る自己評価表です。 定期的に BDI テストを行うことによって、自分自身の気分の傾向を数値として測定します。 自分自身を客観的に見つめることができ、うつ病判定のひとつとして利用できます。
(Beck AT, Ward CH, Mendelson M, Mock J, Erbaugh J (June 1961). "An inventory for measuring depression". Arch. Gen. Psychiatry 4)

判定方法

各項目をよく読んで、最近 2、3 日のあなたの気分に一番近い答えのボタンを押します。21 の全ての項目に答えます。
原著では
(0) I do not feel sad.
(1) I feel sad.
(2) I am sad all the time and I can't snap out of it.
(3) I am so sad or unhappy that I can't stand it.
です。 最後に 「判定する」 ボタンを押すと、あなたの現在の抑うつ度が点数で表示されます。 「リセット」 を押すと全て初期化することができます。 判断に迷う設問の場合、感覚的に一番近いものを選びましょう。

テストする前にjavaを有効かつactive contentsの表示を許可してください。

ベックのうつ病調査表                      (出典 いやな気分よ、さようなら 星和書店)

1
憂うつではない
憂うつである
いつも憂うつから逃れることができない
耐えがたいほど、憂うつで不幸である
2
将来について悲観してはいない
将来について悲観している
将来に希望がない
将来に何の希望もなく、良くなる可能性もない
3
それほど失敗するようには感じない
普通より、よく失敗するように思う
過去のことをふりかえれば、失敗のことばかり思い出す
人間として全く失敗だと思う
4
以前と同じように満足している
以前のようにものごとが楽しめなくなった
もう本当の意味で満足することなどできない
何もかもうんざりする
5
罪の意識など感じない
ときどき罪の意識を感じる
ほとんどいつも罪の意識を感じる
いつも罪の意識を感じる
6 罰を受けるとは思わない
罰を受けるかもしれない
罰を受けると思う
今、罰を受けていると思う
7自分自身に失望してはいない
自分自身に失望している
自分自身にうんざりする
自分自身を憎む
8
他の人より自分が劣っているとは思わない
自分の欠点やあやまちに対し批判的である
自分の失敗に対していつも自らを責める
何か悪いことが起こると、自分のせいだと自らを責める
9
自殺しようと全く思わない
死にたいと思うことはあるが、自殺を実行しようとは思わない
自殺したいと思う
チャンスがあれば自殺するつもりである
10
いつも以上に泣くことはない
以前よりも泣く
いつも泣いてばかりいる
以前は泣くことができたが、今はそうしたくても泣くこともできない
11
イライラしていない
いつもより少しイライラしている
しょっちゅうイライラしている
現在はたえずイライラしている
12
他の人に対する関心を失っていない
以前より他の人に対する関心がなくなった
他の人に対する関心をほとんど失った
他の人に対する関心を全く失った
13
いつもと同じように決断することができる
以前より決断をのばす
以前より決断がはるかに難しい
もはや全く決断することができない
14
以前より醜いとは思わない
老けて見えるのでないか、魅力がないのではないかと心配である
もう自分には魅力がなくなったように感じる
自分は醜いにちがいないと思う
15
いつもどおりに働ける
何かやり始めるのにいつもより努力が必要である
何をやるのにも大変な努力がいる
何をすることもできない
16
いつもどおりよく眠れる
いつもよりも眠れない
いつもより 1 ~ 2 時間早く目が覚め、再び寝つくことが難しい
いつもより数時間も早く目が覚め、再び寝つくことができない
17
いつもより疲れた感じはしない
以前より疲れやすい
ほとんど何をやるのにも疲れる
疲れて何もできない
18
いつもどおり食欲はある
いつもより食欲がない
ほとんど食欲がない
全く食欲がない
19
最近それほどやせたということはない
最近 2 kg 以上やせた
最近 4 kg 以上やせた
最近 6 kg 以上やせた
20
自分の健康のことをいつも以上に心配することはない
どこかが痛いとか、胃が悪いとか、便秘など自分の身体の調子を気遣う
自分の身体の具合のことばかり心配し、他のことがあまり考えられない
自分の身体の具合のことばかり心配し、他のことを全く考えられない
21 性欲はいつもとかわりない
以前と比べて性欲がない
性欲がほとんどない
性欲が全くない

判定結果

 点数は 点です。

(表示されないときはブラウザのactive contentsの表示を許可してください)


点数
0 ~ 10この程度の落ち込みは正常範囲です。ただの憂うつな状態です。
11 ~ 16ノイローゼ気味です。軽いうつ状態です。
17 ~ 20臨床的な意味でのうつ状態との境界です。専門家の治療が必要です。
21 ~ 30中程度のうつ状態です。専門家の治療が必要です。
31 ~ 40重いうつ状態です。専門家の治療が必要です。
40 以上 極度のうつ状態です。専門家の治療が必要です。

10 点以下の方は正常です。気分転換をしたり、信頼できる友人と時間を共にすると良いでしょう。

11 点 ~ 16 点の方は、危険信号です。悩みごとがある場合、信頼できる友人に相談するか、精神科医師に相談しても良いでしょう。

17 点以上の方は専門家の診断を受けたほうが良いです。点数が非常に高くても悲観的になる必要はありません。このテストはあくまで診察の材料であり、結果ではないからです。診断は、精神科の先生が行います。

点数の結果による分類だけではなく、9 番目の項目も注意してください。
"自殺したいと思う" または "チャンスがあれば自殺するつもりである" にチェックをつけた方は、自殺を真剣に考えている危険性があります。精神科医の診察を受けることをお勧めします。

現代は、情報化、管理化、無規範化などで、ストレスの重圧が増大し、家庭、学校、職場、地域などで、メンタルイルヘルス(心の不健康)状態にある人々が増加しています。

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